こんにちは!相模原市橋本駅が最寄りの 肩こり・腰痛センターからだケアさがみ の院長・佐藤です。

整体施術を受けると体は大変楽になります。
ただし、体は元のかたい状態を覚えています。
また、日々の労働もあるために元の状態に戻ってしまうことあります。

そこで、楽になった体をしっかりと維持するために、その方に必要なストレッチを指導することがあります。
ただし、そこで問題となるのはストレッチのやり方です。

誤ったやり方をしている方をよく見かけます。

・痛いのを無理に我慢して引き伸ばす
・反動をつけくり返し伸ばす

上記は筋肉を傷めることがあり、筋肉を伸ばす効果も低いです。

では、効果的なストレッチのやり方を説明します。※ここでは、どこの部位に限らずすべてのストレッチに共通することをお伝えします。

その要点は3つです。

1つ目はテンションです。

目的の筋肉を最大まで伸ばします。
その伸ばし加減は痛(いた)気持ち良い程度とします。
あきらかな苦痛を感じる程の伸ばし加減は強すぎます。

2つ目は伸ばす時間です。

そこまで伸ばしたら、それ以上は伸ばしません。そのままのテンションをキープします。
キープの時間は30~90秒くらい時間をかけます。筋肉は引っ張るから伸びるものではありません。
伸ばしてキープし自然に伸びてくるのを待ちます

筋肉が伸びるメカニズムを専門用語を省いて簡単に述べると
「ある一定時間、最大に伸ばされている筋肉は切れてしまわないように筋線維繊維同士がつないでいる手を放す。その結果として筋が伸張する。」と言えます。

3つ目は呼吸です。

コツは呼吸を止めないようにします。
呼吸を止めないようにはよく言われることですが、当院ではもう一歩進んだアドバイスをしています。

できるだけゆっくりと息を吐き、吐く時に意識的に体の力を抜くようにします。
ストレッチする際、たいがい体の筋肉は緊張しています。
ストレッチしている筋肉以外の力を抜くことでより目的の筋肉が伸びてきます。

以上の3つをこころがけて気持ちよく筋肉を伸ばしてください。

きっと体のパフォーマンスは維持できるはずです。